前回から島ものに入りましたね。スコットランドには、本土の北から西側にかけてたくさんの島があります。その中で今回は、北にあるオーク二島のシングルモルトについてお話しましょう。
スコットランドのモルトの産地の中でも、もっとも北にあるのがここの島のハイランドパーク蒸留所です。この島には、ハイランドパークとその南西にスキャパ蒸留所があります。
さてさて、前回よりだいぶ時間が空きましたが、ウイスキーをいただきましょうか。
ハイランドパークと言いたいところですが、あえてスキャパを飲むことにしましょう。と言うのも、実は非常に珍しい「スキャパ10年(オフィシャル)」がまだ少し残っていたはず・・・。
はいはい、ありましたよ。バック棚の中に隠れるように・・・。
もちろんストレートでいただきましょう。
おっ、10年とは思えないほど、シカッリした味の中にフルーティな甘さと香りがありますね。非常にバランスのとれた美味いウイスキーだと思います。
スキャパ蒸留所は、1885年創業。バランタイン(ブレンデッド・スコッチ・ウイスキー)の味を決める7つのモルトの一つとなっている。ほとんどがブレンド用として生産されていたが、1997年から蒸留所物が飲めるようになった。
でも、10年物も、もう残りわずか。しかも入手困難でオークシャンでも中々見ることが出来ません。
また、12年に続き、14年も終売とり、新しく16年物がリリースされました。