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キャンベルタウンのシングルモルト

キャンベルタウン地図.JPGヘーゼルバーン8年a.JPG
シングルモルトスコッチウイスキーの地区分けも今回のキャンベルタウンで本土は最後です。後は、島物に入って行きます。
キャンベルタウンは、スコットランド西側の像の鼻のように伸びたキンタイア半島の先端の町で、現在は、ここには2つの蒸留所があり、その一つにスプリングバンク蒸留所があります。

今日は、そこを飲んでみることにしましょう。普通は、スプリングバンク10年あたりと行きたいのですが、3年ほど前に発売された、ヘーゼルバーン8年をいただきましょう。
バック棚からそのボトルを取り、グラスに注いでっと、さぁ準備ができました。
テイスティンググラスは、色や香りも充分に楽しめるからいいですよね。
8年にしては、程よい色が付いてますね、香りはややドライな感じがします。味はどうかなぁ…。ほう…、8年にしては、しっかりしてますね。喉越しは、やはりドライですね。
しかし、このヘーゼルバーンが実際に稼動してた頃の物を竹鶴政孝は飲んで勉強してたんですよねぇ…。
あっ、すみません、話しが飛んじゃって…。

ヘイゼルバーンは、もともとスプリングバンク蒸留所の隣にあったのです。
1796年の創業以来存在していたかつての蒸留所は、竹鶴政孝が修業した蒸留所の一つでもあります。
しかし、1925年にその歴史が終わってしまいました。それから約80年が経ちスプリングバンク蒸留所が復活させたのです。

自社の蒸留所内で1997年から仕込みを始められたヘーゼルバーンは、3回蒸留でピートを焚かない麦芽だけを使用しています。

ちなみに、スプリングバンク蒸留所は、主力のスプリングバンクの他に、ロングロウ(ヘビーピート)も造っていて、ヘーゼルバーンを含め3ブランドがあります。

ヘーゼルバーン、なかなか良いですね。
今宵は、竹鶴とリタ(竹鶴の妻。)の物語に浸りながら、もう一杯いただきますか。
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